ローカルAIの「モデル」選びガイド
2026年7月版(モデルの世界は動きが速いので、時々更新します)
まず仕組み:アプリとモデルは別もの
Ollama や Jan は「ゲーム機」。 そこに入れる「モデル(AI本体)」がゲームソフトです。 機であるアプリは無料、ソフトであるモデルも各AI会社が無料公開しています。 どのソフトを選ぶかで賢さ・速さ・得意分野が変わります。
選び方は3ステップだけ
① PCのメモリ量で候補が決まる(下の表)
② 日本語の自然さ重視なら国産モデルも検討
③ 迷ったらアプリのおすすめ表示に従う(JanやGPT4Allは最初に提案してくれます)
メモリ別おすすめ(海外の定番・無料)
| あなたのPCメモリ | おすすめモデル | できることの目安 |
|---|---|---|
| 8GB(普通のノートPC) | Gemma 3 4B(Google)/ Llama 3.2 3B(Meta)/ Phi-4-mini(Microsoft) | 日常の下書き・要約・簡単な質問。動きが軽い |
| 16GB(ちょっと良いPC) | Llama 3.1 8B(定番中の定番)/ Gemma 3 12B / gpt-oss-20b(OpenAIの無料公開版) | 相談・文章作成・コード補助まで実用レベル |
| 32GB以上(ハイスペック) | Gemma 3 27B / Mistral Small(仏Mistral)/ さらに上はLlama 3.3 70B(64GB級向け) | 有料AIに迫る手応え。長文・難しい相談も |
日本語の自然さで選ぶなら(国産・無料公開)
| モデル | 作った会社 | ひとこと |
|---|---|---|
| Llama 3 ELYZA JP 8B | ELYZA(東大発) | 16GB級で動く日本語チューニングの定番 |
| Sarashina | SB Intuitions(ソフトバンク系) | 日本語の知識・言い回しに強い国産シリーズ |
| CALM3 | CyberAgent | 商用利用しやすい条件で公開された国産 |
| LLM-jp-3 | 国立情報学研究所ほか | 研究機関による完全公開型 |
※国産モデルはOllamaの公式一覧に無い場合があり、コミュニティ変換版を使うことがあります。入れ方はAIチャットに聞くのが早いです。
入れ方(かんたん)
Jan・GPT4Allの場合:アプリ内のモデル一覧から選んで「ダウンロード」を押すだけ。
Ollamaの場合:黒い画面に ollama run gemma3 のようにモデル名を打つだけ(初回に自動ダウンロード)。
容量は数GB〜あるので、Wi-Fi環境でどうぞ。合わなければ消して別のを試せばOK。ソフトの入れ替え感覚です。
モデルはカードでも見られます
ここで紹介したモデルは、カテゴリ「AIモデル」としてカード掲載しています。 いいね数などの実データつきで比較したい方は 全ツール一覧 の「AIモデル」の欄へ。
この知識が活きるツール
掲載基準:提供元が明確で、広く使われているモデルから選んでいます。性能の断定はせず「目安」としてお読みください。